MIZ-C の「脳みそ揺さブログ」

「音楽を作る事ってどういうことなのか?」を個人的な解釈してみたり。音楽製作活動を通して感じた事、価値観や人生論、その軌跡を綴ります。

rainy days(歌詞)

・rainy days / こんな続く雨の日は

・salmon pinknows 1st album "in my room" 収録)

・作詞・作曲:MIZ-C

 

雨の日(rainydays

 

「愛してる」って言えないよ my mind

そんな雨降り、午後のジュース

「解決してくれ」なんて言わない

いつもより何かが違う気がしてさ

 

止まない雨に僕はただ

窓越しに打たれて

泣いてるようだ

そのまま黒く染み付いたモノ全て

洗い流してよ

 

ありきたりのようだけれど

今日はなんだか優しく感じるよ

このまま一人にさせて

 

かっこつける暇さえも無い

晴れても外には出れない

関係ないのさ oh rainy days

何を思うこともなく

空を見上げて

 

嗚呼、本当ならば

どんな景色が広がって

居たのだろう?

それはそれで別にいいよ。

 

【ちょっとしたこの曲のお話】

本当に「雨」は嫌いだ。いいことが少ない。一つよかったと思えたのは子供の頃。「運動会が中止になる」からだ。小さい頃は運動が苦手だった。中学でバスケ部に入るんだけどね(笑)。とにかく雨は嫌いだった。でも、このコロナ化で見た「雨」はなんだか心地よかった。理由はよくわからないけど、雨をじっくり眺める機会があったからだろうか。なんかいろんなモヤモヤが窓に張り付いた雫になって落ちていくようで、すっきりした感覚だった。そのあとは低気圧による頭痛でしっかりやられましたけどね。

fly me to the stars(歌詞)

・fly me to the stars / 今夜私を連れ出して

・salmon pinknows 1st album "in my room" 収録)

・作詞・作曲:MIZ-C

 

愛の想像を刻み。

闇夜、光もミステリー。

 

暗い。そのくらいの灯り。

闇と光でヒステリック。

 

語り合うのさ こんな夜には

どうでもいいのさ 今週中に 

say good bey.

 

分かち合うアンサー。出来ないから。

そんな夜なら 外に飛び出そう

 

fly me to the stars.

いつの間に

Time to go to bed.

時間だそう。否。

fly me to the stars.

時間は有限。

Time to go to bed.

but I don't say good night.

 

ハイライトせずも照らし

闇夜、光はミステリー。

 

トワイライト。そんな暮らし。

闇と光の重なり。

 

語り合うのさ こんな夜には

どうでもいいのさ 今週中に 

say good bey.

 

分かち合うアンサー。出来ないから

こんな夜でも 抜け出せるなら

fly me to the stars.

 

 

fly me to the stars.

いつの間にか

Time to go to bed.

時間だそう。否。

fly me to the stars.

時間は有限。

Time to go to bed.

but I don't say good night.

 

【ちょっとしたこの曲のお話】

結構前からあったコード進行に色々付け足した結果、迷いに迷ってMIXでかなり奮闘した一曲。歌詞はとっても気に入っている。元々英詞にする予定であったが「今週中に」という言葉を早くいうと個人的に「英語感が出る」と感じ、そこにはまってしまった為、日本語となった。またこの楽曲が日本語になると決まった段階で「全曲日本語で行くか」となった。ベースがずっとおんなじ動きをしているので、そのほかの工夫に試行錯誤した記憶も深く残っている。あとは完全にフランク・シナトラ「fly me to the moon」の憧れだ。

ugh-ugh-ugh(歌詞)

・ugh-ugh-ugh / ウーウーウー

・salmon pinknows 1st album "in my room" 収録)

・作詞・作曲:MIZ-C

 

嗚呼。何が

正しいと言えるのか?

辺りを見渡しても気付けないまま

 

転がり続ける本当の気持ちは

元に戻れない?

 

このまま何から何まで分からずに

日々垂れ流し

 

「最近の生活」どうだい?pleasure

Always so high!は

想像の先を越えたAnser.

 

UP and DOWN

繰り返しばかりだ

 

そのまま何から何まで分からずに

殻に籠るだけ

 

「最近の生活」どうだい?pleasure

「Always so high!」想像の先を越えたAnser?

そうじゃない。

肝心のmy mind. 喪失。later...

このままじゃダメかな?

 

心の奥の本当の声を聞いてみて

ugh-ugh-理由も無くただ

ugh-ugh-言うのかい?

 

何が正しくて、

何が間違っているのか?

ugh-ugh-狂っているのは

ugh-ugh-自分の方なのか?

ugh-ugh-分からなくて。

 

心の奥の本当の声を聞いてみて

ugh-ugh-理由も無くただ

ugh-ugh-言うのかい?

 

何が正しくて、

何が間違っているのか?

ugh-ugh-狂っているのは

ugh-ugh-自分の方なのか?

ugh-ugh-分からないまま

 

ugh-ugh-分からない...

 

【ちょっとしたこの曲のお話】

仮タイトルは「愉快ソング」。と言いつつも普通といえば普通のテンションの曲であることが特徴だ(普通の時点で特徴がないと思ふ)。紛れもなくサビの「ウーウーウー」に全てが詰まっている。思い浮かんだ最初のフレーズだからだ。またMIXの段階でかなり迷走する時間の長かった楽曲でもある。「常夏の雰囲気」を目指していたが、だんだんと荒々しい音になっていった。結果「ロックサウンド」になった(なったつもり)。また最初は全て英詞だった。なぜ日本詞にしたのか?と聞かれたら。もうそれは「気分」としか言えない。日本語の方がしっくり来ちゃったんでしょう!

dirty city(歌詞)

・dirty city / ゴミだらけの街

・salmon pinknows 1st album "in my room" 収録)

・作詞・作曲:MIZ-C

 

夢も何もかも捨てた

諦めかけていた大人たちは

 

この街に閉じ込められ

死ぬまでここで彷徨い続ける」ことは

まだ信じたくはないと「ココロ」「カラダ」

そこだけは正直なのさ

 

光線銃みたいな武器持って進め

ここじゃまだ終われない

 

時には闇夜に紛れて

転がって隙を突いて

 

見えないのさ

誰も止められないから

出口を目指すのさ

 

光線銃をぶっ放しても倒せない

ソードに持ち替えて近づいても

そう簡単にここから出られない

諦めないでまだ一人ではないから

 

君のその呼ぶ声が

聞こえるようにすることが

大事だからこの街から

抜け出す為に必要なことさ

 

光線銃をぶっ放しても倒せない

双剣に持ち替えて近づいても

そう簡単にここから出られない

諦めないでまだ一人ではないから

 

君のその呼ぶ声が

聞こえるようにすることが

大事だからこの街から

抜け出す為ならばみんな

 

君のその呼ぶ声を

受け止められるようにただ

待ってるから。あの場所から

 

聞こえる。その時が来るまで。

 

【ちょっとしたこの曲のお話】

非常にイントロのギターリフが「おじさんっぽくて」好みである。またこの曲の1番サビが終わった後のユニゾン部分はもっともっとダサかった。昔のメタルバンドのようなフレーズでした。それでも満足はしていたのだが、ふと「いや。究極にダサすぎる!」と思い、配信されたフレーズに切り替えた。まあ、それも結構ダサいんだけどね(笑)。またこのサビのコード進行はとあるラップの曲から来ている。滑舌の悪い自分だが、ラップは超絶に好きなんだ。また気づいた方もいるかもしれないが「モンハン要素」がある。「ソード」とか「双剣」とかね。ちなみに「光線銃」は、スターウォーズの「ハン・ソロ」をイメージして出てきた言葉だ。要は歌詞がめちゃくちゃってこと!以上!(笑)

音楽は自分に帰ってくる(1st album 明日リリース記念)

【2021年3月1日リリース!(謎の)記念記事】

 

salmon pinknows 1st full album 明日リリース!

 

というわけで、いよいよ配信リリースが明日になった〜。本当に初の試みなので何がどうなるのか全くわかりません!(笑)いわば挑戦でもあるのかな?そんな感じです。今回はそのリリースするアルバムについてちょっと「宣伝」も兼ねて!〜しようかなと思う。

(※ちなみに歌詞はこのブログにて公開する予定です!(もう一個出ちゃってますけど。笑)またそこにライナーノーツ的な、各曲の誕生秘話的な何かも書き残しておきます。)

 

【全ては "アイツ" から始まった】

そう!原因はあいつ!コロナだ。

「音楽活動復帰」の記事にも書いたように、あいつ(コロナ)のお出ましによって何もかも計画が崩れてしまい。そしてそんな空気から溢れ出る「負のオーラ」に押し負けてしまった。この先すごくスピリチュアルな話だけどご了承ください。

 

そもそも「負のオーラ」って何?って。

個人的によくあるんだけど、例えば電車に乗り、座席に座る時、隣の人間の感情がちょっと分かっちゃうって事。楽しそうにしていたり、イライラしていたり、顔見なくても近くにいるだけでそれを感じてしまうような感覚です。それがこのコロナによって「悪い方の空気」がすごく街中に漂っていた。それが「負のオーラ」。(※対人だけでなく「文字」や「文章」でもそそういった相手の感情はよく分かる。)

でもそれは仕方のないこと。だって怖いもん。コロナは。そりゃあ「不安」「恐れ」が街中飛び交うわけだよね。それに押しつぶされそうになてしまったわけなんですね。いや。正確には押しつぶされてしまってましたね。ただそれだけじゃなく、いろんなことが重なってしまった事も大きい。これは完全に「自分が弱かった」からだ。だから音楽活動の拠点だったTwitterも見れないし、アカウントも消してしまった。

 

【「落ち込み」の末に。】

眠れな日々が続いた。本当に眠れない。こんなことが初めてすぎて。寝れたとしたも数分。そして悪夢の連続。他人が恐かった。身内でさえも。そして、完全に個人が崩壊していることに気づいた。だけどそんな生活を支えてくれていたのが一番に「音楽」だった。自分の作った過去の曲を引っ張り出して、聞き入る。本当に「アルバム(写真)」のようだった。幼い頃の自分の姿を見るように、目を瞑れば当時作成していた頃の自分や情景が思い浮かんでいてワクワクしていた。

そして音楽の力によって思い出した。自分は一人ではないということ。聴いた曲に関わる「友人」たちがいた。

自分から遮断していただけであって、周りにすごく良くしてくれる人たちがいた。本当にその人たちがいなければどうなっていたことか。本当にありがとうでいっぱいだ。こうして再び「音楽活動をしよう」という決意ができた。

 

【さいごに】

スピリチュアルでちょっと暗い話題となってしまい申し訳無いです。ただ前の記事にも書いた通り「どんな出来事も素敵な音楽になって帰ってくる」ということ。今回自分が経験したように「1つの写真アルバム」としてその情景をアーティスティックにまた見せてくれる。それが証明されたアルバムだということは間違いありません。

楽しいことはもちろん、嫌なことがあったって、全部「音楽」に変えて自分にとってかけがえのない宝として残すためにこれからも作り続けていくぞ!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

アルバムも是非ここに投稿する歌詞と一緒に楽しんでみてください!

ではまた。

Dance of the ALARM(歌詞)

・Dance of the ALARM / 目覚ましのダンス

・salmon pinknows 1st album "in my room" 収録)

・作詞・作曲:MIZ-C

 

味気ない日々に彩り失くした街並み

風を欺いて世界は陰り続けてく

 

このままじゃ落ちてゆくばかり?

絡みついたモノは解けないままで

 

こんな世界でも大切に抱きしめていた

日々の繋がりで確かに「火」は燃え続けた

 

「これからさ」「終わりはしない」と

夢や希望を語り続けて

 

これまでの君しか知らない出来事全ては当たり前じゃないと

 

今ここでまたココロ蘇る

生まれ変わりとして

 

目覚めの時はすぐそばに来てる

光り輝き出している

 

高鳴り始める鼓動は誤魔化せないのから

 

弾け飛ぶ光体中に浴びてくのさ

Let's Get Started!

 

恥ずかしさなんて今ここでは関係ない

 

途切れたモノや失くしたモノも

悲しみさえも全てはここまでの

人生なんだ。無意味な事じゃないと。

 

今ここでまたココロ蘇るその記憶を辿り

目覚めの時はすぐそばに来てる

光り輝いて

 

「もう一度また生まれ変われるなら?」

そう聞かれたとして

 

「またこの道を歩みたいと思う」

そう言えるように光り輝いてい

 

Let's Get Started!

 

【ちょっとしたこの曲のお話】

元々音楽活動をしており、昨年9月に一旦休止。そして今回このアルバムリリースを機に復活しようと心に決めたのが昨年2020年の12月。本アルバムの始まりは「復活」をテーマに曲を書きたかった。また2020年。怒涛の年であったという事がわかるような歌詞を入れたかった。イントロはまさに「オープニング!」的な「これからショーが始まるんだぜ!」みたいな雰囲気の発想から生まれた。あとはいつも通り、ギターをチャカチャカしている。個人的には非常にどエロいコード進行が飛び交っているのでお気に入りだ。

作詞・作曲のきっかけと始まり

耳コピの少年】

前回記述したように作詞・作曲のきっかけは「コピーバンドを始めたから」ということになるが、それ以前に作曲に関するような「遊び」を小さい頃からやっていたのだった。それは「耳コピ」である。

 

主にゲームのBGMを耳コピし、家にあったYAMAHAの電子ピアノにドラムマシンとちょっとした録音機能がついていたので「音を重ね原曲にいかに近づけられるか」という自己満プレイをしていた。その頃は恐らくまだ幼稚園児だったと思う。

 

小学生になれば「音楽遊び」の幅はかなり広がった。その理由の1つが誰だって演奏したことがあるだろう「リコーダー」と「鍵盤ハーモニカ」である。この頃は主にアニソンを耳コピしていた。(※音楽のリコーダー課題曲でアニソンをやろうとして怒られたこともある。

 

今になって気づいたことだが、小さい頃から「音楽」に関しては「こだわり」や「追求心」があり、熱心になる時がよくあった。母親とスーパーに行けば、店内でかかっているBGMのベースラインをよく口ずさんでいた。

 

そして、軽音サークルに入った時も、主に譜面のないバンドの耳コピ、譜面化(独特なやつだけど)出来る事がちょっとした自慢であり、よくサークルのメンバーに教えたりしていた。

小さい頃からの何気無い「気まぐれの積み重ね」

が、「耳コピ力」の向上と作詞・作曲においての力になってくれたのかもしれない。

 

【初めての作曲】

人生で初めて作詞・作曲をしたのが二十歳前だったのは覚えている。第1作目の内容は「ベタベタのラヴソング」だ。今じゃ恥ずかしくて聴かせられない。ただ「この曲から全ては始まったんだな」と思うと大切にしたいと思う。

 

その時は前項に記述したように「コピーバンド」を軽音サークルの中でやっていた。みんな大好き「ASIAN KUN-FU GENERATION(通称:アジカン)」のコピーバンドである。

 

何曲か合わせて、公の場で披露したり、いろいろ経験を重ねて約一年たった頃、ふと「アジカンがこんな曲演奏してくれたらいいな〜」というちょっと上から目線の図々しい発想と妄想により問題の「ベタベタのラヴソング」が誕生したのだった。若かりし頃の当時、片思いだった人に向けて書いた歌詞だ。すごく鮮明に覚えているのだが、見よう見まねで抑えたコードが、降りてきたメロディとすごくマッチしていて舞い上がっていた。

 

そんな中、バンドメンバーと次の発表会に向けたコピーバンドの練習があり、いつものスタジオでガチャガチャの「汚サウンドギター」をかき鳴らしていた。その休憩時、何を思ったのかメンバーにこう言った。

「ちょっと曲を作ってみたんだけど、聞いてくれないか?」と。

「何をくそ恥ずかしいことを言ってんだ馬鹿野郎!」と思いつつも、聞いてもらいたくて仕方なかったのでしょう。

「え?まじで?聞かせてよ」

という返答が返ってきたので、ちょっとホッとして。普段どーってことないのに、奴らの前で足ががくがくな状態になっていた。

 

とにかく弾いた、歌った。めちゃくちゃ音痴な声で。

そしてバンドメンバーからの第一声・・・

 

「お前すごいな」「普通にもう曲じゃん」

 

という言葉だった。嬉しくてたまらなかった。もうその場で全裸になってしまいたいほど、頭がぐっちゃんぐっちゃんだった(全裸にならなくてよかった。)そこからその曲を聞いたメンバーは、咄嗟に持ってきたコードに合わせて、みんな見よう見まねで演奏してくれた。あの時の空気といったらたまったもんじゃない。「楽しい」で溢れかえっていた。後にオリジナル曲をいくつか作り、ライブをしたり、CDを作っていくことになることも知らずに。ここから自分の「作詞・作曲」人生がスタートした。

 

【さいごに】

あの時、あのメンバーでよかった。そして、勇気を出して、彼らの前で演奏してよかった。だから今の自分がいる。と思うと本当に感謝でいっぱいだな〜。今そのバンドは「解散はしていない」が「活動休止」ということにしてある。多分どんな時代になろうともこのバンドは自分の心から消える事はないだろう。

という事で、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!こうやって「自分と音楽の歴史」をふりかえりながら、作曲のヒントを見つけ出してく姿をここに綴っていけたらな〜と思っています!今後もよろしくお願いいたします!